昔、「およげたいやき君」の子門真人が新東通信社製作で「フリスビーの歌」を歌っていた。
この曲は、当時大流行であったフリスビーを紹介するNHKのニュースでBGMとして流れたことがある。今ではどんな歌だったのか、本人の子門真人ですら知らないという噂。

フリスビーを日本で普及させるため、広告屋はいたる手を考えた。その中でも危険極まりない発想で却下されたものに、「フリスビーテロ作戦」がある。これは、天皇陛下アメリカ旅行旅立ちの羽田空港の送迎デッキから、フリスビーを天皇陛下めがけて投げるというもの。

フライングディスクのルーツはアメリカのとあるベーカリー。その店の金属製パイ焼き皿を学生が投げあって遊んでいたのが始まり。初めに遊びありき。そして、それが広告宣伝の力を借りてスポーツへと昇華していくのだ。今では公園でフリスビーを飛ばしていても怒られない。だって、スポーツなんだも〜ん。

フリスビーの発売元であるWHAM-O社では、オリンピック競技種目としてフリスビー競技を提案。しかし、2度にわたって却下される。その理由としてはアジアでの普及が見られないというもの。今では、加古川と言うこんな田舎町でも、いたるところでフリスビーが空を舞っている。「町を歩けばフリスビーにあたる」と言われるぐらいである。(ウソ)